京都&海外まち歩き〜通訳案内士カルラの日記〜

京都のおすすめ、国内外の旅で見たこと感じたことをお伝えします。

箱根観光 Day3 〜箱根神社〜

箱根神社へと向かう。

昨晩、温泉に入りながら「湿生花園と星の王子さまミュージアムに行ってから箱根神社に行こうかな」「神社へのお参りは午前中がいいから予定通り箱根神社に先に行こうかな」とずーーーっと迷っていた。

 

2日目には薄々気付いていた「移動には時間が思ったよりもかかる」ことから、初志貫徹。箱根神社へ行ってから、後の予定を考えることにした。

 

荷物を持って、強羅からケーブルカーとロープウェイを乗り継いで、桃源台へ。

大湧谷から桃源台までロープウェイは1人貸切り状態。強羅から大湧谷に着いた時、しばらく大湧谷をぶらぶらしたので、乗り換えへとまっすぐ進む人たちとの間隔が開いたからだろうな。

恋人と一緒なら、貸し切りの方が嬉しいじゃんね?

すぐに乗り換えしない方がロマンチックな時間を過ごせるかも💕

 

「悪天候のため、海賊船は1時間に1本の運航です」

えー!!海賊船のりばに着いてから気づいた。確かに、ロープウェイに乗ると、霧に包まれてあたりは何も見えなかった。でも、天気が悪いなんて思ってもみなかった。

「これ以上天候が悪くなると運航を中止いたします」「往復乗車券をお持ちの方は箱根町に着き次第、すぐに復路の船に乗ってください」とアナウンスが入る。

 

1時間に1本の船の中、私は10時20分に乗り場に着いて、船の出発は10時30分。次は11時30分…。わあい、旅の神様に感謝!! 

 

芦ノ湖クルーズは、霧で何も見えなかったけれども、出航するだけありがたい。

乗船前に、船から下船する人たちを眺めていたら、スイスの民族衣装を着た女の子がいて「そんな服着て旅行する人もいるんだなあ」と思ったら、テレビ撮影だった。私は誰だか分からなかったけど、こういう天気の撮影もなかなか大変なのかな?

 

無事に箱根町に着いて、箱根ホテルで荷物を預かってもらう。

 

さあ、いざ、箱根神社へ!

箱根神社へ着いた時点で、九頭龍神社へ徒歩で行くのは1時間かかると聞いてあきらめモード。箱根神社の隣にある「九頭龍神社新宮」も同じご利益といい聞かせてお祈り。

箱根神社は開運、発展なので仕事について祈り、九頭龍神社は恋愛と商売繁盛。

いっぱいお祈りしようとする目の前に「願いと同時に、願いをかなえるための行動を神様に誓いましょう」と記された看板を読む。納得…。さらに、九頭竜大神に誓う「誓願符」というのがあり、それを特別な水に流すと九頭竜大神に届くのだそうだ。

 

行動の誓いを立てるのは、祈るよりも難しい。さて、どうしよう??と、箱根神社境内をぐるぐる回って。回るうちに森林へと入る道があったので、散策した。散策するうちにだいぶ考えもまとまってきたので、神社へ戻ってから誓願符に願いと誓いを記した。

 

水に浮かべたら、どんどん取水口に紙が溶けて砕けて吸い込まれて行く。その先は見えないので、なんとなく竜宮城を想像して、神様に届いたような気がしたらスッキリした。 

 

箱根神社境内にある「権現からめもち」を今晩のおともにと買ってみる。夜まで柔らかいおもちです、の言葉に魅かれて。

 

お腹も空いて来たけれど、帰る途中に、水に浮かんだ鳥居を見かけた。6月の研修で講師の人が話していた「撮影スポット」だ!並ぶらしい…と見ると、本当に行列が。

せっかくなので、私も並ぶ。前後の人たちで写真を撮ってみるものの、逆光なのか

人が暗く写ってしまう。角度や距離を変えて、なんとか及第点かな〜?というような感じで撮る。

 

遊歩道を歩いて元箱根港に着き、箱根明か蔵(あかくら)で遅めのランチ。

せいろのごはん。お腹ペコペコ。箱根山麓で育った豚と、牛にキャベツ、にんじん、だいこん、じゃがいもなどの野菜を蒸した定食をいただいた。ヘルシー♫

 

さあ、歩いて箱根ホテルへ戻ろうとしたら、見つけたのが「海鮮丼」屋さん。

ああ、ここでも食べたかったなあ〜とお店へ近づく。奥は魚屋さんみたいだ。

「持ち帰れるものはありますか?」とかまぼことかかな?と想像しながら聞いてみると「刺身とか…」と返ってきた。「ぜひ、お刺身を!」と頼んで1人前作ってもらった。

今日の夕飯は刺身とおもち。

 

関所にも行かず、ひとたびホテルにチェックインしたら、部屋でのんびり。

ウェルカムドリンクにラウンジへ行き、温泉に浸かり、本を読んで、テレビをつけたらもうあっという間に22時で。眠る前にもう一度温泉へ行き、本を読み終えたら12時。

1日は早いなあ。