スルーガイド研修⑨ 箱根
10:35に箱根に着く。
バスドライバーのKさんが改札口まで迎えに来てくれていて、改札を出たら左に曲がった。ここで、「ロープウェイに乗るために早雲山に行きたい」とガイドさんが伝えると「運行中止ですよ」と言われる。
ガイドさんは箱根ロープウェイに電話で確認。
早雲山駅から大涌谷までロープウェイに乗ろうとしたけれども、動いていなかったので、今日運行している大涌谷から桃源台までロープウェイに乗ることになった。
小田原から大涌谷までタクシーで行く。途中で、河津桜が満開の場所で車を停めてくれて写真を撮ることができた。お客さんたちは桜を見られて大喜び!やっぱり、梅より桜の方が喜ばれるなあ、と思った。
今日の天気は雨。
11時頃桜を見て、11:20に富士屋ホテルを通って(2020年7月まで耐震工事をするそうだ)、11:35に大涌谷に着いた。
車の中で、箱根で乗るロープウェイとか舟の順番、箱根駅伝、富士山と富士が信仰の対象であったので、江戸時代は女性は山に登れなかった。ただ、1823年に1人の女性が男装して登ったそうだと言う話をしたら、マリアが知ってるわ!と嬉しそうに答えていた。他に、これが杉林だよ、とか雲海だよ、とか窓から見えるものを説明していた。
時間があれば、箱根の基礎情報、名物、温泉、カーブが多いことや富士屋ホテルについて話すと良いだろうな。
大涌谷も、個人客はほぼいない(冬だし、平日だし、雨だし)ので空いている〜。
大涌谷では、マリオがこの音何?と聞いていた。
温泉のお湯のパイプの音…なんだけれども、もう少しちゃんと説明できるようにしよう。
一個食べれば7年寿命が延びると言われる名物の温泉黒玉子のことを伝えて、マリオが一袋買ってくれてみんなで食べた。美味しいけど、ゆで玉子で想像する以上の味ということは無い。思い出として食べる感じ?
12:00から12:15にトイレとお土産巡り。
靴下のサイズを聞かれ、抹茶1,080円は安いかと聞かれて50g入ってるから安いよ、と答えて(でも、抹茶はお金をある程度出した方が美味しいよ、と言おうかどうか迷ったけれども、今回は言わなかった。聞かれたのは安いかどうかだったし、そして、安いのと高いのとの味の違いが分かるかどうかも微妙だったから。そもそも、抹茶なら京都で買えばいいのに〜、なんて^_^)
ロープウェイに乗って、12:35に桃源台に着く。
出口を出ると、一般車両の駐車場とバスの駐車場が異なるので注意。ガイドさん、運転手とやり取りしながら場所を探す。お客さんが4人だから何とかなるけれども、20人もいたら、こんな探している余裕はないから気をつけてと言っていた。
12:37に湖尻港に到着。伊豆箱根鉄道が運行する「箱根芦ノ湖遊覧船」に乗る。
ガイドさんは夏時間で12:55発の船に乗るつもりだったけれども、12/1から3/19までは冬時間で、13:20発の船になっていた。もっとしっかり時間を確認しないと…と、反省されていた。でも、振り返れば、お客さんは買い物を楽しんでいたし、レストランも特に問題なかった。(ただ、レストランはいつも混むので予約時間を前にも後にもずらせないことの方が多いのだとか。今日は、冬で、雨で、たまたま空いていただけだそう)
13:20の船に乗り、箱根園港で13:25に降りた。15分の船旅だけれど、太陽が見えて良かった。
そこから歩いて、13:45にザプリンス箱根芦ノ湖別館にあるレイクサイドグリルで洋食ビュッフェ。お客さんたちはステーキが美味しいとおかわりしていた。カルボナーラも、いちごのアイスもサーブしてくれる。
トイレや歯磨きをして、15時に運転手さんに地上の駐車場へ迎えに来てもらった。
晴れてたので傘をみんな忘れてて、お店の人に促されてあ!!と気づく。危ないあぶない。
途中、車窓から小田原城を見たものの、その時は東京でスイカを買うか、PASMOを買うか…という話に夢中になっていた。スイカはJRで作れて、PASMOは小田急線とかで買えるらしい。他に、地下鉄でも買えるのかな? ああ、知らなきゃいけないことが多すぎる…。
小田原城の話とか、もっとできたらいいんだけれど…
そして、15:50に小田原駅に着いて、時間もあるし、Suicaを買いに行った。
自動券売機を英語にして、名前(長すぎるからか全部記入出来ず)、生年月日、電話番号を登録して、お金を選んで発券。10分で4枚作れた。
16:12の新幹線に乗って、16:47に東京に着いた。
そして、タクシーを探す。八重洲口中央北口を出て右にタクシー乗り場があった。
17時にタクシーに乗る。タクシーの運転手さんが、東京ドームホテルからだったら、日本橋口でタクシーを降ろしてもらったら、そのまま新幹線に乗れるよと教えてくれた。
基本的にタクシーに乗ることは無いけれども、少人数の時に役立つかもしれない。
東京ドームホテルに着いてチェックイン。
京都から運んだ大きなスーツケースはすでにお部屋に入れてもらっていた。そして、1つ100円のポーター代を払ったので領収書をもらっていた。ほとんどのホテルでポーター代がかかっていて、支払いが部屋代に加算されているところと、ガイドが直接別払いする時があるそうだ。
17:15頃解散。明日は8:15にロビーね、と伝えて終わる。
箱根は、ロープウェイに乗り、船に乗り、時間通りに着かなくちゃいけないランチを食べることが必須で、どこかを訪ねるとかが無いのが意外だったなあ。見どころがいっぱいあるのに!!それでいて、乗り物は天気、霧、混雑状況で臨機応変に対応しなきゃいけないなんて、大変だわ〜。