京都&海外まち歩き〜通訳案内士カルラの日記〜

京都のおすすめ、国内外の旅で見たこと感じたことをお伝えします。

冬のガイドツアー 9日目 日光

元旦ツアーは日光へ!

杉並木を通って、石鳥居を見て、照り降り石を探すも行きは見当たらず、帰りに見つかったけど、結局紹介できなかった(今後の宿題)、鳴き竜に行った。和尚さんが親切にスペイン語で話してくれるんだけれども、私には何のことか聞き取れなかったので、結局日本語だけでいいな〜と思いつつ、鳴き竜を聞いた。ある箇所に立った時だけ聞こえる音があるという驚き、そのための技術の素晴らしさはなかなかイタリア人には伝わらないだろうなあ…。むしろ、靴脱ぐのが面倒だし、寒いし・・・とか。

 

陽明門や唐門、拝殿などの彫刻、装飾の素晴らしさは伝わったみたい。Mさんは日光のお寺が一番素晴らしいと言ってた。Iさんは東本願寺、奈良東大寺日光東照宮が気に入ったそうだ。

 

昼食や夕食の量が少ないので、と「餃子ドッグ」というホットドッグの形をしたような肉まんを屋台で買いながら、時間が50分ぐらい余ったので、二荒山神社へ行った。人が多いだろうし、と急ぎ過ぎたかな??と反省しつつ、二荒山神社の前にある家光のお墓も見て、無料だけれども、靴を脱いでまで見たくない彼らは「東照宮に比べてシンプルだね」と興味を示さず素通り。日本人も立ち止まる人はいないんだから仕方ないか。

 

13時集合だったけれども、バスに12:45に着いちゃった。寒いから中に入りたいと言って、中で待つことには不満もなかったようで良かった。

 

ランチは金谷ベーカリーのカッテージイン。

コーンポタージュ、チーズの入ったパン、サラダが出た後、鮭とペンネと焼き野菜のメインディッシュが出てきて「この国はプリモとセコンドと付け合せが一度に、一皿で出てくる〜」と嘆いてた。アップルパイとコーヒーを食べてランチが終わったのだけれど、まあ、味は美味しかったようで良かった!

 

中禅寺湖に着くと辺り一面につららがぶら下がっていた。雪は降り始めているし寒い!!そして、道路が凍っている!!転ぶわけにはいかないので、無理せず、近寄らず・・・。でも、冬の空気が引き締まった感じもいいなと思った。

 

そのまま華厳の滝へ行き、羽生サービスエリアでバスの運転手さんに「お好みたい焼き美味しいですよ〜」と言われて食べてみる。220円で、もちろん他にカスタード味の恵比寿焼きというのもあって、あんこの苦手なイタリア人にも勧めやすいなあと思った。

 

今回のツアーはスペイン語ツアーに混ざっていたのだけれども、ガイドさんがベテランだったので、私はおんぶに抱っこ状態。ありがたや〜。GWとか混んでる時はここでチケットを買った方がいいですよ、とか教えてもらったし、干支の説明だけでなく、夫婦それぞれに干支を聞いて、面白おかしく夫婦の性格を言い当ててたのは参考になった。次は私も干支の説明をしてみようっと。他にも、いろは坂の説明では、ひらがなと和歌について説明して、華厳の滝の自殺者がこれまで200人いるということも話してた。他のガイドさんの様子を見ることはなかなかないから勉強になるなあ、と思った。

 

ただ、日本人の平均給与は35万円と言った時は「それを言うと、チップが無くなる〜」と思った。案の定、イタリア人は給料高いね、というので、「それは大企業の私たちと同年代の場合」私は、さらに10万円低いからねとつけたす。

ラテンアメリカの中には貧しい国もあるかもしれないけれど、60万円もするツアーに参加している人たちはお金持ちの部類に入るんだから、何も「日本は結構給料をもらっている」なんてわざわざ言わなくても…と思ったのだけれど、それを伝えた上でどうやってチップをもらってるのかな〜?と思った。

 

19時半ごろホテルについて終了。

ああ、無事にツアーが終わって良かった!