京都&海外まち歩き〜通訳案内士カルラの日記〜

京都のおすすめ、国内外の旅で見たこと感じたことをお伝えします。

北京 DAY1

「北京ってこんなに青空なの?」と拍子抜けするくらいの、雲ひとつない良い天気。

マスクを着ける雰囲気も全く無い^_^

 

カーテンを開けて寝ていたからか、夜明けとともに目が覚めた。まだ青い夜の空と太陽が昇る前の濃いオレンジ色のグラデーションに目覚めて良かった!果てしなくキレイだった。

 

8時ごろホテルを出て、王府井大街を歩き、故宮へと歩く。天安門をくぐり抜けてチケット売り場を探す。途中イリーを使ってチケット売り場を尋ねつつ、近くを行きつ戻りつしつつ…当日券を無事に買えた。

80,000人の人数制限にひっかからずに良かった。

券を買ったら、腹ごしらえに朝ごはん探し。チケット売り場から1番近い食堂というか、屋台というか…に入る。本当はこういう思いがけないところが美味しかったらとても嬉しいのだけど。頼んだチャーハンと炸醤麺はお世辞にもおいしいと言えない、空腹を満たすだけのものだった。炸醤麺の麺は絶対パスタだし…。この2つで58元。昨日の美味しかった炸醤麺はひとつ16元で安くて美味しかったのになあ。

 

気を取り直して故宮へ。

15年前の記憶などほぼ無く、くまなく4時間歩いて明と清時代の皇室の建物や政治など儀式が行われた建物を訪ねた。九龍壁は1人10元の追加料金が必要になっていた。15年前はそんな追加料金は必要無かった…というのだけはちゃっかり覚えているのだけれど、後はさっぱり。当時はさほど歴史に興味も無かったし…今回は西太后の一生や彼女の過ごした家、満州族が支配した清の時代を感じる看板など印象深かった。4時間かけて一通り歩き、5番のバスに乗って前門へ行く。

 

前門は、小さくて北京の伝統的なお菓子やスナック、靴、チャイナドレスなどのシルク製品がいたるところにあって、夕飯までどうやって時間を潰そうか?という心配も稀有に終わり、2時間ほど散策。

中国らしい靴やコップを買ったり、ジャスミンティー風味のソフトクリームを食べたり、写真を撮って過ごした。

早めにご飯を食べようと、前門に来た目的の全衆徳へ17時前に行く。

予約をしていなかったし、この時間に来たら待たずにテーブルへと案内してもらえたのでちょうど良かった。ここで感動したのは、北京ダックよりもトイレ。トイレ専門スタッフがいるんだもの。私がトイレに入ると手を洗うところで待つ…というのは若干恥ずかしい気もするけれど、石鹸の場所を教えてくれたり、手を拭く紙ナプキンをくれたりした。ここに人が常にいるのでトイレはとっても清潔。いやあ、ストレスが無いもんだ。 

 

北京ダック1匹とパンケーキ(北京ダックを包むもの)を2箱、調味料を頼む。昨日気に入った砂糖も追加で頼んで、パンケーキは一つじゃ足りないから2つ頼んで、しばらくしたら目の前で北京ダックが切り分けられてテーブルに置かれた。数え切れないくらいの北京ダックを食べる贅沢。決して北京ダックが大好物という訳ではないのに、とてもありがたく感じてしまう。

ここでも鴨出汁スープがプレゼントで出された。他に野菜の料理をひとつ頼んだだけだけれどしっかりお腹が膨れた。

 

帰りは前門からホテルまで歩く。途中、旧日本公使館やフランス大使館などきれいな洋館が残っているところを通りつつ…再び、私は北京に半年いていったいどこをウロウロしてたんだろう?と疑問に思うほど面影ないなあと思った。 

 

今日朝食難民になりかけたので、明日も早いからとホテルの近くのファミリーマートでパンとクッキーを買う。

 

明日に備えて22時には就寝。おやすみなさーい。