相手を思いやるというギフト
11月に行く香港行きの飛行機が「運航中止になりました」とANAからメールが届いた。
ボーイング787型機の不具合のニュースを他人事のように見ていたら、すっかり自分ごとになってしまった。
今回は携帯電話からでも無料で問合せができたのがありがたい。(いつもそうしてもらえたらいいのにな。)混雑していてたくさん待つのかな?と思ったら、すぐにオペレーターにつながった。
名前と予約番号を言うと、今回はキャセイパシフィック航空に振替えできるとのこと。
同じ日の便で香港へ行くことができた。こういう時はLCCではない飛行機の方が心強いなあと思う。
「大変な時期かもしれませんが、がんばってくださいね」と伝えた。
すると「ありがとうございます。そういう風に言ってくださり、とても励みになりました」とお返事をいただいて、伝えてよかったなあと心が温まる。
運休は決まったことだもの。これについてどうこう言っても何も解決しない。
目的地に行くということに変わりない。
こういうときは、文句を言うのは何も生み出さないのだし、こんなふうにお互い言葉をかけあったら、温かい気持ちになれるのだから、もっともっと良い言葉をかけあったほうが状況も良くなるんじゃないかな。
そんなふうに思ったできごとだった。