京都&海外まち歩き〜通訳案内士カルラの日記〜

京都のおすすめ、国内外の旅で見たこと感じたことをお伝えします。

夏ツアー〜高山〜

高山のメインは旅館宿泊と上三之町、高山祭屋台会館訪問。

 

高山の旅館に17時前に到着。露天風呂付きのアップグレードのお部屋が3組。

それぞれに鍵を渡して、19時半に浴衣で夕食と伝えて…自由時間に。

街並を散策したい人を募ると3人。あらあら、前はもっと多かったのにな。みんなの好みはそれぞれだな〜。17時15分から1時間、上三之町へ行く。お客さんはマグネットや日本酒をお土産に買っていた。お店がまだ開いていてよかった!

 

夕食はお肉がメインなので、大方みんな食べられた(と思う)

ただ「出されるのが早い」と声を聞き、時計をみたら1時間しか経っていない。イタリア人の、特別なときとか週末家族が集まるときとか2時間以上かけて夕食を取ることを思うと納得…。同時に、給仕の人たちの「早く部屋に戻って」という空気も察するし…そんな中「お腹いっぱいになると歌う」という言葉がイタリアにあるんだよと言うので

「わー。歌って歌って」と答えたら、思いのほか他のお客さんにも受けて「歌って、歌って」と大合唱。照れたお客さんは、逆に「カルラ、ほら、京都でちょっと歌ってくれたフニクラの歌を歌ってよ」と振ってきた。アハハ。そうきたか。

レストランの人に断って、フニクラの歌を喜んで歌った。ガイドというかエンターテイナーだもーん。喜んでもらえるなら、私こそ嬉しい。

 

食事後、記念写真を撮って、それぞれ部屋に戻るはずが…なかなか立ち去らず。そのまま立っておしゃべり。バーに行ってくる、と出かけたグループがその後ケラケラ遠くで笑い転げている声が聞こえてしばらくすると…車いすに乗ったお客さんが、あたかも入院患者のようにぐったりとしながら運ばれてやってきた。それを周りにいる5、6人でげらげら笑っていて…ああ、いつまでも少年のような人たちだ!! どこから見つけてきたんだろう?ホテルの人たちびっくりしていないだろうか?どうか、誰も気づいてませんように…と祈りつつも、イタリアらしいなあという光景に笑ってしまった。 

 

一緒にお風呂に行こう、とお客さま2人に声をかけてもらって、風呂場で直接待ち合わせ。弁護士だ、とか犬を飼っていてね、とかイタリアにも温泉があるのよ、とか…おしゃべりをして仲良くなれたような気がする。 

 

お風呂から上がって。さあ、眠ろう!!と6時間ほど眠ったら、次は朝食。

朝食を食べてから屋台会館へ8時45分に出発。9時ぴったりに屋台会館へ行く。9時20分くらいには出ていたから、早かったなあ…浴衣とお茶を買いたいという具体的なリクエストに応えるべくお店に行こうとしたけれども、10時まで開いてないんじゃないかな〜と思って、さきに上三之町までみんなで一緒に行き、赤い橋まで行って…改めて11時バス駐車場に集合ね!と伝えた。 

 

着物屋さんはあいにく休み。あれ?前に来たことあるのにな。

よく考えると、ここは本格的なので、上三之町にある、外国人用に簡易浴衣を売っているお店(10時開店)を紹介すれば十分なんじゃないかなって思った。

お茶屋さんに12人くらいで入る。抹茶が欲しかったお客さんは抹茶を、また、今回はお茶の缶を7個、8個と買うお客さんが2組いて包むのに大変そうだった。店主さんが「たくさんのお買い上げをありがとうございます」と私におかきのプレゼント。

バスの中で「お茶屋さんでね、みんながたくさん買ってくれたからとおかきをもらいました。今から回しまーす」とみんなでシェア。これ、楽しい。次もそうしよう。さらに、「おなか空いた」と聞いたので、持ってきたビスコもシェア。袋が空っぽになるまで行き渡りよかった。 

 

さ、高山から馬籠へ出発だ〜。