京都&海外まち歩き〜通訳案内士カルラの日記〜

京都のおすすめ、国内外の旅で見たこと感じたことをお伝えします。

夏ツアー〜妻籠・馬籠〜

馬籠に着くと、まずランチ。

部屋が冷房でしっかり冷えているのでまずエアコンを消す。お店の人たちは「人数が多いと暑くなりますよ」と心配するけれども、暑くなった時に考える。とにかくエアコンがきついとよく言われたなあ。

 

一通り食べたところで、水が無いことに気づいて持ってきてもらう。これ、もうちょっと早く気づいた方が良かったな。給仕は1人だから、お客さんが水を飲みたいタイミングとズレてしまう。

 

宮島でごはんをほとんど残していたお客さんのお皿を見ると、やっぱり大方残してる〜!気にはなるけど、マイナスのことをどう伝えていいか分からず、見てみぬふりをした。食べないの?!とか美味しくなかったですか?とか、お腹空きませんか?とか…何を言っても楽しい会話が想像できない。

 

昼食後に散策をした。お客さんから「カルラ、次はまず散策をして上から下に降りて、それからランチにしよう」と言われる。いや、よく分かるよ。でも、高山からどうやっても13時半の馬籠ランチに間に合わせようとすると時間的に難しくって…。どうしたらいいんだろう?ランチ14時半でもお店が大丈夫だったらいいのになー。

 

みんなあっさりと観光するので、15時頃駐車場に着いてしまった。展望台まで足を延ばした。15時20分頃バスが迎えに来て妻籠へ。

 

妻籠では林家住宅を見学。美術館にも入り、見学すると…2階が意外と広くて別の出口に出てしまった。美術館は1階だけでいいかも。火祭りの写真を見たお客さまから「これは何?」と聞かれて…知らないんで京都の火祭りでもいいかな?と言って説明したら…なーんと訪れたその日が火祭りだった。ちょっと恥ずかしい…!地元の親切なおじさんに火祭りについて教えてもらって通訳をした。7時開始だそうで「7時までここにいよう」と冗談で言われる。冗談だと分かりつつも本当にそうできたらいいのにな。だって、一生に一度だもの。妻籠の人たちは優しいと思う。「色々なイベントをしているからまた来てね」とか、松代屋のご主人は、毎回、誰にでも親切ににこっと笑って手を振ってくれる。いつか泊まりでここに来たら、松代屋に泊まってゆったり流れる時間を過ごしたいなあって思う。

 

一通り町をくるりと一周して、17時15分頃名古屋へと向った。