京都&海外まち歩き〜通訳案内士カルラの日記〜

京都のおすすめ、国内外の旅で見たこと感じたことをお伝えします。

夏ツアー〜箱根〜

名古屋のホテルロビーに8時30分集合。

ロビーではローラが「トイレがめちゃくちゃきれいだから見てみて!!」と大絶賛。マリアたちと見に行くと…めちゃくちゃ開放的!!30階にあるトイレは手を洗うところが全面ガラス張りで明るくて、眺めがよくて、車いすも余裕で通れそうなスペース。素晴らしい!!…ということで、その後女性はトイレを“観光”してからバスへと乗り込んだ。

 

お客さまにとって初めての新幹線。最高速度を紹介すると…いまやfreccia rossaとそう変わらない。時代は変化しているなあ。それでも、「新幹線に乗る」ことも旅行の目玉の一つには変わらず、楽しみにしていてくれる。

 

小田原に着くと、今回は乗務員研修を兼ねて社長さんも来ていた。社長さんは東京在住だけれども、旅行会社で添乗員兼営業をしていて箱根にしょっちゅう来ていたそうだ。北島三郎に似ているもんでサブちゃんと呼びたくなってしまった。

 

用意した箱根の説明を車内で行うと…なーんと15分足らずで終わっちゃった。箱根八里の歌を歌った。歌う、という行為をとても喜んで、何人かはビデオまで撮ってくれる。

私もちゃんと、「2分以内で終わりますよー」と事前にアナウンス。いつまで撮影すればいいのか迷わせたら気の毒だしね。音程は一オクターブ低くして歌ったけれども、高い音は声がかすれるもんで良しとしよう。昨晩から練習してよかった〜。

 

10時45分〜11時20分車を走らせ、関所跡から芦ノ湖遊覧船に乗った。この乗船場は初めて。「少しでも長く船に乗ったほうがいいでしょう」との社長さんのアドバイス

駅から関所跡、もしくは元箱根までだいたい40分見たらよいそうだ。私は何より昼食前に船に乗れて安心した!! 

 

11時55分に箱根園に着き、12時20分の駒ヶ岳ロープウェイに。

名古屋では雲一つない良い天気だったけれども、新幹線からの富士山は見えず、遊覧船でも富士山を見られず、最後の駒ヶ岳頂上なんて神社さえ見えなくくらいの濃い霧。ああ、全滅…富士山が見えなくて残念だった。また、ロープウェイ乗船前に遊園地みたいに写真を撮ってもらって気に入ったら購入する…というシステムもあり、私はなるべく買わせたくはないという気持ちになるのだけれども、思いのほか、まず、私と一緒に写真を撮った1人参加のお客さまが迷わず買ってくれた。私にももう1枚プレゼントしたかったけれどもどう伝えたらいいのか分からなくて…というので、「1枚が高いから、その気持ちだけで十分嬉しいです。写真の写真を撮らせて」と伝えた。(結局、東京に着いて、忘れずに「写真の写真を撮りたいわ」と伝えると、結局私に写真をプレゼントして、「僕は写真の写真だけでいいんだ」と言ってくれた。)

 

山頂に喫煙所があった。…次回愛煙家がいたら前もって伝えよう。

 

何も見えないけれども、とりあえず箱根神社まで行き、霧の中で思い出写真を撮った。

13時発のロープウェイに出発できたけれども、意外とお土産屋さんで買い物する人も多くて買い物をしていないお客さんから列に並んでもらっていて…途中、6、7人さりげなく先頭列に割り込ませてもらって…乗込み時間がやってきて列が動き始めるももの、まだ買っているお客さんがいる。

どうやら12時45分くらいから並ばないと一気に下山できないみたいだったけれど…乗りそびれる訳にいかない。買い物をしていて列に並び損ねたお客さん4人と一緒に「21人は先にもう乗ってるんです」と係の人に懇願して、割り込みさせてもらった。ごめんなさい。でも、助かりました!

 

レストランまでの行き道は、7月に練習したにも関わらず、知らない道に来てしまった。がーーん。幸いだったのは、喫煙所の前を通って、直接地下にあるレストランまで辿り着いたので喫煙所の場所が分かったことくらいかな。それにしても、本来の入口はどこだったんだろう? 

 

和洋食ビュッフェを食べた。半数くらいの、山盛りのフライドポテトとステーキというアメリカみたいなお皿を見ていると、今回は洋食が好きなんだな〜という印象。和食、食べ慣れないもんね。仕方ないね。

 

バスで東京まで移動した。途中海老名SAで休憩。15分と伝えて、ここで緊張の糸が切れたのかなかなかお客さんが帰ってこない〜。でも、意外とバス運転士さんは時間に正確で「まだ?」みたいな感じ。いや、すみません…。今後の渋滞に響くのだろうか。

気になりつつも、14時30分〜18時、約3時間半かけてホテルに到着。

 

ホテルに到着すると、柔道選手権で来日している柔道選手があちこちにいた。スポーツ大好きの私。早速明日紹介できるように柔道の歴史をざっとおさらいし、テレビで試合を見て(日本人選手が男女ともに優勝した日で、試合も激闘という感じでとてもよかったけど、イタリア人が日本選手に負けていたので、勝ったなら伝えるけど何も言わないままにした)、急激に痛むのどを労りつつ、明日はなんとか持ちこたえられますようにと願いつつ、眠った。