京都&海外まち歩き〜通訳案内士カルラの日記〜

京都のおすすめ、国内外の旅で見たこと感じたことをお伝えします。

夏ツア〜金沢①東茶屋町

夕方に金沢に着いた。

同じ電車で、たまたま京都から乗る時に金沢の観光の達人と知り合った。

駅に着くと、その人の部下が改札口で金沢の情報ブックとお土産を片手に待っていてくれた。なんていい人なんだろう!

 

東茶屋街を案内する。前回も、今回も「お茶が飲めると思った」「茶道体験は?」と聞かれる。案内の仕方が悪いのか、彼らの思い込みが強いのか…。「ツアーにお茶を飲むのは入っていません。お茶を飲みたい人はカフェで飲んでください」と言ってるつもりなのになあ。他のガイドさんも、そんな風に聞かれたりするのかな。 

 

お客さまが「金沢21世紀美術館に行きたい」というので調べると20時までやっている。達人も「チームラボ」が今企画展をしていることを教えてくれた。私は、12月の予習を兼ねて兼六園の入口に行きたかったのと、20時までやっていることを知ったときに、「名和晃平」のFOAMという企画展があるのに興味を覚えたので、美術館まで案内することにした。

 

この美術館、中の展示室がどうなっているのかよく分からない。館内を案内する人も知っている立場で話すので、場所を尋ねても、なかなか分かりやすく答えてくれない。しかも、料金体系も複雑。チームラボの受付なんて、ボランティアかな?と思うくらいに手際が悪い。

 

今年の4月から、プールを外から眺めるのも有料になっていた。なんでだろ?

無料で楽しむ人が多いからかな?

 

1,200円の価値があったかなかったか、と言えば…無料のFOAMが一番印象的だったから無料でいいんじゃないかな?とも思うんだけれども…ガイド特典というか、お客さんの説明係として(美術館の人たちは英語ゼロ。日本語でやり通してた。絶対通じない…)無料だった。粟津なんとかさんの企画展は、説明文が日本語で書いてあるのを読んでみたものの、日本語でもよく分からない。人に伝える気があるんだろうか?

 

なんだろう?アートに触れるのは素敵だけれど、この美術館の支払い方とか、回る間に感じるストレスが面倒くさい。

 

結局、展示を一緒に見たお客さんたちと一緒にお寿司屋さんに出かけた。一平寿司は残念ながら満席。蛇の目寿司へ行った。ごはんも少なく、ネタも少ない…と言われ、さて、何を頼めばいいんだろう?高いのは頼めないし…と戸惑ったものの、結局1人5つのお寿司とお味噌汁を頼んだ。かなり少食な方だったけれども、心ゆくまで食べたら今度は値段がよく分からない。満腹ではないけれども、目の前で握ってもらう寿司を食べるのは久しぶりだな〜と思って満足。

 

長町を案内して、ホテルで別れた。彼らはまた夜の散策に出かけるらしい。

10時前に戻ってきて、報告書を書いたりする。