スルーガイド研修③ 金沢
今日は午後14:10のサンダーバードに乗って京都から金沢へ。
電車の中でイタリア語で話していたら「うるさい」と言われた…。日本の電車は静か。旅行だったら話したっていいじゃないの。きっと外国語を話す中に、言葉の通じる日本人がいたから文句言いたかったのかなー。外国人だけだったとしても文句言うんだろうか。
…とはいえ、誰かに注意をされるのは旅の楽しさが損なわれるから、4月のツアーの時には車内では静かにしていようと思う。
京都を離れてすぐに琵琶湖が見えたり、加賀温泉では子どもを抱いた観音様が見えた。あと、車内で車掌さんがお辞儀をしている姿にお客さんが感動していた。
金沢駅に着いたら、タクシーに乗ってホテルへ。私たちは6人いて、二台に別れてタクシーに乗ろうとしたら、9人乗りのタクシーがあると案内された。すっごーい。
一台で移動できて楽だった。ホテルまで1930円で、荷物をホテルの人に預かってもらって、そのまま同じタクシーに乗って東茶屋街へ。合計3230円。
17時に着いて、志摩というお茶屋さんに入った。
ツアーコースには無いので、入りたいかどうか聞いて、中に入る。
私も初めて。靴を脱いで、荷物をロッカーに預けて、二階へ移動。
お客さんがご飯を食べながら、芸者さんが金屏風の前で音楽や踊りを披露した。
今は50人ほどしか芸者さんはいないそう。そして、三味線を弾いてみたり、お座敷太鼓を叩いてみたりして、昔はどうやって暖を取ったか(火鉢が置いてあった)を見てから、一階に降りて、台所、漆の食器、芸妓さんのビデオを見て…最後に玄関で和傘を借りて写真撮影をした。
その後、箔座という金箔製品のお店に入った。18時までだから、15分ほどだったけど、お客さんがお孫さんようにピアスを買い、マリオ達は金箔のお酒を買っていた。お店自体がエレガントで、でも、10,000円以下の品も沢山あって素敵だった。
東茶屋街をくるりと回って、タクシーを拾うのに少々手こずったけれども無事に見つかってホテルへ戻った。18:50にチェックイン。
ホテルのフロント横に雛飾りが飾ってあって、マリオが「あれは何?」と聞いたので、ひな祭りについてガイドさんが少し説明。明日の集合時間、朝食の場所、夕食のためのレストランがあるエリアを伝えて19時ごろ解散。
その後、私は違うホテル(安いから)に移ってチェックインして、週末やってる玉泉院丸庭園を目指してライトアップを見に行ったら、金沢市民の45歳の男性がついてきた^_^ 市民なのに、遠回りするから地図見せて「こっちの方が近いですよ」とか私が教えて…観光客の方が下調べするからよく知っているというあるある話。
「このライトアップは来たことない」って言ってて、確かに来ている人がほとんどいないから、本当に知られていないんだろうなーって思った。イタリア人のお客様には、おススメできるかどうか微妙…。上品というより、ケバケバしい?ワザとらしい?ような…でも、まあ、散歩がてらに尾山神社と合わせて歩く分にはいいかもしれない。
金沢市民のSさんに、「美味しいところを教えてください」って言ったら、お客さんの泊まっているホテルのそばに飲食街があって、「ああ、ここをガイドさんは言ってたのかな?」と思って、4月のツアー本番の参考になってとても助かった。その他、美味しそうなお店もちょこちょこあって良かった〜。
Sさんと別れた直後に、ナンパされた。どう見ても20代の男の子に(笑)。素敵なポシェットですねーって声をかけられた後「一緒に飲みに行きませんか」と。「飲めません」と答えたら「スタバでお茶でも」って言うしー。暗くて、私の顔よく見えなかったのかなー。私におごってもらいたかったのかしら??と思いつつも下見したいから「散歩してる途中だから」と断って、一人で歩き始めた。「財布落としちゃって」とか言われるのかな?と思いながら話聞いてたもんなあ、私。軽いタイプの子じゃなくて、大人しそうな男の子で、意外だな。
武家屋敷が続く道を歩いたんだけど、全然人がいない〜。雰囲気いいのに!明日朝に武家屋敷へお客さんと行くと分かっていても、夜の景色も捨てがたい。朝と夜では雰囲気が違うし。
もしもいい天気で、体力あったら、希望するお客さんは夜の散歩も連れて行ってあげたい〜、と思いつつ、ホテルへ戻る。
どうでもいいけど、途中で買ったタリーズのスムーズエスプレッソ、美味しく無い😢ボスのカフェラテにすれば良かったなあ。
今回のツアー、途中で雨が3日くらいあって。悩んだ末に長靴を持ってきて、そのことをガイドさんに伝えたら「私も持ってきています。必須ですよー」だって。今回機内持ち込みのキャリーケースに5泊分の荷物入れてて、かさばる長靴持ってくるの、相当迷ったんだけどなー。
普段荷物多いのに、頑張って少なくしたら、どうも軽い。忘れ物、ありませんように!