京都&海外まち歩き〜通訳案内士カルラの日記〜

京都のおすすめ、国内外の旅で見たこと感じたことをお伝えします。

冬のガイドツアー3日目 広島

曇り空。予報は雨。雨だよ、と昨日から言いながらも、ホテルから外に出て、実際に天気を見てから「ポンチョを部屋に取りに行ってくる」という。あんまり雨のことを気にしてない感じもお国柄かも。

駅前のホテルだけれども、新幹線乗車時間の30分前集合というのは、こういう時に焦らずに「取ってきてね。行ってらっしゃい」と言えるから何だろうなあ。

 

新幹線に乗って、座席が展開するのに感動していた。

おしゃべりをしながら、宮島へ行く。

おしゃべりでは、今回のお客さんは22歳ととっても若くて。去年はメキシコに行き、一人暮らしだけれども庭付きの大きな家に住んでて、フレンチブルドッグを飼い始めて、昨年はクルーズに出かけて、日本旅行が終わってもまだ会社は休みだからスキーに出かける…と、なんか時間の使い方が違うし、私が22歳の時の過ごし方とも違って、色々な経験をしているんだな〜と聞いてた。人の人生を聞くのは面白い。

 

新幹線、ローカル線、フェリー、船、バス・・・色々乗るので「今日は旅という感じがするなあ」って言ってた。

 

宮島は、これまでで一番水が澄んでて、厳島神社は海に浮いてる感じがした。

一本早いフェリーに乗れたのと、世界遺産航路というのに乗ってみることにしたので、いつもよりも滞在時間が30分長い。このおかげで、大願寺も行けたし、五重の塔も登れたし、お土産屋さんもゆっくりと見られたし・・・随分違うものだなあと思った。

 

ランチは「みやじま食堂」へ。前回のレストランと違って、普通に店員の愛想がいい。

お客さんはみんな牡蠣も穴子も嫌いで、一人はエビフライ、二人は生姜焼き定食みたいなのを頼んでいた。そして、ご飯、切り干しだいこん、お漬物、味噌汁などの副菜はことごとくみんな残してた〜。日本のご飯に慣れるのは大変何だろうなあ・・・

 

世界遺産航路は揺れを感じさせず、早く原爆ドームに到着した。

音が大きいので、おしゃべりしづらかったけれども、必ず座れるし、停まらないし、楽チンだった。ランチ後から雨が降り出して、晴れたらもっときれいだろうなと思った。

 

そうそう。時間ができたから、ランチ後にもう一度厳島神社の方へ歩いてみると、随分と潮が引いててびっくりした。1回で2度見られるのも珍しいなあと思った。(日頃滞在時間が短いので) 

 

原爆ドーム平和記念公園、資料館へと足を運ぶ。

平和記念資料館では、自由行動にした。

 

私は、年に何回も見てると気が滅入るような気がしたので、地下に行って明日の配車確認をしたり準備。眠くて眠りたい気持ちにもなったけれども、我慢我慢。

 

めいぷる〜ぷに乗る。レモンルートを待っていたら、グリーンルートがやってきて、運転士さん曰く「来たバスに乗った方が良いよ」とのこと。渋滞していたようだった。

 

広島駅に17:25に着いたので、17:40までお土産やさんをウロウロ。

もみじ饅頭のレモン味を見つけたので、新幹線であげたら、あげたことは喜んでくれたのだけれども、「豆の味がする」と言われて原材料を見るとレモン餡と書いてあった。ああ、レモンクリームだと思っていたのになー。ちょっと失敗。でも、気持ちが大事よね?

 

京都駅に着いてユニクロへと向かうと「このいい香りは何?」と聞かれた。薫々の白川というお香だったので、靴下は見つからなかったけれどもお客様は白川を買い求めていた。その後、ラーメンがすっかり気に入った青年は、もう一回ラーメン小路にいく!と張り切ってお別れ。もう1組はティファニーのアクセサリーを見に行くということで、お別れ。ああ、無事に終わって感謝。